ごあいさつ

立上げ者/編集長からのごあいさつ

みなさまこんにちは。
FuanFreeにようこそ。
編集長の小林です。

FuanFreeにお越しいただき、ありがとうございます。

FuanFreeは、病院受診で問題がなかったり、治療後にお役立ていただける性交痛に関する情報サイトです。

私の専門は潤滑剤の販売です。性に関わる健康上の悩みへの思いから、10年以上にわたり性生活の快適さを支援する事業を展開してまいりました。この想いは、10年以上前に「性の健康」の概念に触れたことから芽生えました。性にも健康と不健康が存在し、皆様が健康で心地よい、安心できる性生活を追求することが大切だということを学びました。それ以来、性交痛(性行為に伴う痛み)の問題に取り組み、その解決に力を注いできました。

その活動の中で、ホルモンや病気に起因する性交痛は、病院で治療することができます。しかし、その他の原因に対しては、潤滑剤を使うという2つの選択肢だけでは不十分な気がしていました。無理な体位による痛みや、早すぎる挿入による痛み、安心感のない環境での行為による緊張からくる痛みなど、これらの問題は病院や潤滑剤だけで解決するのは難しいのではないかと疑問に感じたからです。

そして、原因不明のまま痛みを伴う性生活を送られている方々が、全国に相当数存在するのではないかと考えています。その方々の健康と幸福に対する思いから、私はこの問題に真摯に向き合う必要があると感じています。こうした未解決の課題にも焦点を当て、専門に研究されている方々に解決策をお伺いし、皆様と共有したいという思いから、このサイトを立ち上げました。

性交時の痛みは子宮内膜症、子宮頚がん、骨盤内の炎症や腫瘍、性感染症などの病気の症状としても現れることがあります。婦人科の診察をためらわずに受診することが大切です。(早期発見が重要です)

FuanFreeでは、セックス・セラピストの資格を持ち、性科学の知識を有する産婦人科医の総医療監修のもと、医師はもちろんのこと、他の多岐にわたる専門家からの有益なヒントを提供しています。

FuanFreeを訪れた皆様は、できることは「試してみたい」という前向きな気持ちをお持ちだと思います。ですから、「これは参考になるかもしれないな」と感じる部分から少しずつ始めてみるのも良いでしょう。また、他の方々の事例を読むだけでも、少し心が安らぐことがあるかもしれません。

皆様が自分に合った方法で情報を活用し、性に関する悩みや苦痛から解放され、少しでも幸せな日々を送る助けとなることができれば、私たちは大変嬉しく思います。

2023年8月

※家族計画協会, 2020,「ジャパンセックスサーベイ2020」,家族計画協会ホームページ https://www.jfpa.or.jp/sexsurvey2020/

プロフィール
うるおいヘルスケア株式会社 代表
一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会 副会長

自身も若いころから性交痛に悩まされた経験を通じ
2008年よりアメリカのパーソナル潤滑剤「アイディルーブ」の輸入販売をはじめる。
性の健康に関連するセミナー、学会に多数参加をきっかけに
性交時の痛みと人の関わりの活動家となる。
女性ホルモンは性器の潤いと深く関係していることから
専門知識を得るため2014年にメノポーズカウンセラー(※1)を取得。

【連載】
・ヨガジャーナルオンライン
・note「こばの性交痛ばなし」毎週更新中

【執筆歴】
・日刊ゲンダイ連載「更年期を知って夫婦円満」2019年
・日刊ゲンダイ連載「セックスが痛い」 2020年

【資格】
・メノポーズカウンセラー (※1)
・化粧品成分上級スペシャリスト1級(※2)
・女性の健康経営(マネジメント)アドバイザー(※3)

【会員】
一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会
日本性科学会(JSSS)
NPO法人 更年期と加齢のヘルスケア
NPO法人 女性の健康とメノポーズ協会


(※1)メノポーズカウンセラーとはNPO法人更年期と加齢のヘルスケアの認定資格
http://www.menopause-aging.org/counselor

(※2)CiLA一般社団法人 化粧品成分検定協会の認定資格
http://www.seibunkentei.org/

(※3)女性の健康とワーク・ライフ・バランス推進員とはNPO法人 女性の健康とメノポーズ協会が認定資格
https://meno-sg.com/about