ごあいさつ

立上げ者/編集長からのごあいさつ

みなさまこんにちは。
FuanFreeにようこそ。
編集長の小林です。

このサイトにたどりついてくださり、ありがとうございます。

このサイトは病院を受診し問題がなかった、もしくは治療後に活用できる性交痛の情報サイトです。

性交時の痛みは子宮内膜症、子宮頚がん、骨盤内の炎症や腫瘍、性感染症などの病気のときも起こります。婦人科はちょっと…と思うときも、ここは頑張って最初に病院へ行っていただきたいと思います。(早期発見大事です)

性交痛とは性交時に痛みを感じたときのことを指しますが、メジャーな原因として女性ホルモンの減少による濡れ不足があげられます。しかしホルモンが十分に分泌される年代も性交痛に悩むデータ※があることから、実は濡れ不足以外の痛みで悩む方も少なくないとわかっていました。病気や炎症であれば病院で治療できますが、それ以外は潤滑剤を使うという認識だけだと、痛いままの人が一定数存在することになります。

そこで病気やうるおい不足以外に、どんな原因があるのか深堀していくと、体の構造や技術的な知識、コンドームや潤滑剤の選び方、体の科学的な知識、コミュニケーションスキル、セックスや性に対する考え方、性教育などの圧倒的な知識不足(習うことがなかったので当然の現象ともいえますよね)と、そして心因性などがでてきました。

これまで、病院で検査して体に異常がないとわかっていて、潤滑剤でも改善しない人への、先ほどあげたような原因に対処する情報はあまりありませんでした。情報が少ないので、辛い思いのまま取り残されている存在に気づき、このサイトの立ち上げに至りました。

FuanFreeでは、セックスセラピストの資格を持ち、性科学の知見を持つ、産婦人科医の総医療監修のもと、医師はもちろんのこと、その他の多様な分野の専門家からも解決につながるヒントもらい発信しています。「これは参考にできそうだな」と思ったものから、取り入れてみるのもいいかもしれません。また事例などを読むだけでも、少し安心につながるかもしれません。

皆さんのお好きな形で活用していただき、今ある性の悩みや苦痛から解放され、少しでも幸せな生活につながるツールとしてお役に立てたら嬉しく思います。

2023年1月

※家族計画協会, 2020,「ジャパンセックスサーベイ2020」,家族計画協会ホームページ https://www.jfpa.or.jp/sexsurvey2020/

プロフィール
うるおいヘルスケア株式会社 代表
一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会 副会長

自身も若いころから性交痛に悩まされた経験を通じ
2008年よりアメリカのパーソナル潤滑剤「アイディルーブ」の輸入販売をはじめる。
性の健康に関連するセミナー、学会に多数参加をきっかけに
性交時の痛みと人の関わりの活動家となる。
女性ホルモンは性器の潤いと深く関係していることから
専門知識を得るため2014年にメノポーズカウンセラー(※1)を取得。

【連載】
・ヨガジャーナルオンライン
・note「こばの性交痛ばなし」毎週更新中

【執筆歴】
・日刊ゲンダイ連載「更年期を知って夫婦円満」2019年
・日刊ゲンダイ連載「セックスが痛い」 2020年

【資格】
・メノポーズカウンセラー (※1)
・化粧品成分上級スペシャリスト1級(※2)
・女性の健康経営(マネジメント)アドバイザー(※3)

【会員】
一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会
日本性科学会(JSSS)
NPO法人 更年期と加齢のヘルスケア
NPO法人 女性の健康とメノポーズ協会


(※1)メノポーズカウンセラーとはNPO法人更年期と加齢のヘルスケアの認定資格
http://www.menopause-aging.org/counselor

(※2)CiLA一般社団法人 化粧品成分検定協会の認定資格
http://www.seibunkentei.org/

(※3)女性の健康とワーク・ライフ・バランス推進員とはNPO法人 女性の健康とメノポーズ協会が認定資格
https://meno-sg.com/about