病院の探し方

性交痛を診てもらう時は診療内容を確認する

「近所だから」「お産でお世話になったから」
「学校や自宅から遠くて誰にも気づかれないから」
そんなふうに、自分の症状とは関係ない理由で婦人科クリニックを選んではいませんか?

「セックスをすると痛みがある」
その理由で婦人科を受診しようと考えた時にお勧めしたいのは、まずクリニックのホームページや、看板の診療内容をチェックするということ。

「性交痛」が診療内容に含まれていればOK

診察内容のキーワード

  • 性交痛
  • 婦人科疾患(月経痛、子宮系の疾患など)
  • 更年期(あなたが更年期年代なら)

これらが診療内容に含まれているクリニックを選ぶようにしましょう。
性交時の痛みである性交痛を得意としている医療機関は、ホームページにしっかりとそう記載されています。
そこをチェックした上で、自分が通える地域にある病院かどうかを調べてみましょう。
性交痛を専門に診るクリニックは、あらゆる視点で、あなたの痛みの原因を探ってくれます。

病院や医師との相性も大事

また、婦人科に行った人からのこんな声もよく耳にします。
「なぜ、こういう説明をするのか」
「親身になってもらえなかった」
「検査で異常なしと、痛みの原因が解決しないまま帰された」
「医師から、面倒くさそうな態度をとられた」

たとえば、漠然とした理由で選んだクリニックが、産科を中心とした妊婦を専門に診ている病院だった場合。
「セックスの痛みについて説明をしても、求めている答えが得られない」となってしまう可能性は、残念ながら大いにあります。

もちろん、産科の医師でも親身に対応してくれるところもあるでしょう。
けれども、たとえどんな病気であっても、自分が診てもらいたい症状に近いものを専門としている医師の方が失敗が少ないと言えるかと思います。

時にはクリニックを替える勇気も必要

また、どのクリニックにおいても「医師の診断に納得いかない」「対応に疑問を感じる」「自分と合わない」と感じたのであれば、迷わずクリニックを替える勇気が必要です。

私たちは「医師の言うこと=絶対」というイメージを従来強く持っているもの。でも、医師にも得意分野や個性があり、診断や治療も多様。最初に診断を受けた医師の言うことがすべて、というわけではないのです。

私たちは、クリニックや医師を自由に探し選べる。それを覚えておいてくださいね。
個人個人がヘルス・リテラシー(※)をもって、まずはじっくりと調べる。そうやって医師を探した上で医療にかかることが、これからは当たり前となっていきます。もしも納得した診断でなければ、迷わず別のところへ行くようにしましょう。

※ヘルス・リテラシー:リテラシーは、英語のliteracyで、意味は本来「読み書きの能力」。ただ、ヘルス・リテラシーや最近よく耳にするネット・リテラシーなどの言葉の場
合は「情報を入手し、それを正しく読み解き、活用する能力」という意味合いで使用されています。つまりヘルス・リテラシーは「メディアなどから流れてくる健康に関する情報を入手し、それを正しく読み解き、かつ活用する能力」ということになります。

ポイント
  • いい加減にクリニックを選ばない
  • 疾患に合った専門医を探す
  • 医師と合わないと感じたなら、病院を変える