セックスの際の痛みを少しでも回避できる工夫の中で、気軽に試せるのは“体位”です。痛みがあると、セックスの時の体位は正常位のみで固まりがち。けれども、ふあんふりーの体位担当であり、本業では5,000組のカップルにカウンセリングやセックスの指導を行う体位の専門家・OliviAさんは「パートナーと一緒に痛くない体位を見つけられたときの達成感は大きいですよ」と話します。
下記に詳しく教えてもらいました。
まずは婦人科で痛みを診察してもらい、性交しても問題がないか確認したうえで自分のペースで「これなら出来そう」というものを選んで、トライしてみてください。
目次
教えてくれた専門家
対象の人
- 奥の方に痛みを感じる、下っ腹がズキンズキンくる
- 手術などによる腟の短縮化で奥に触れるのが心配
- パートナーのペニスが長すぎる悩み
正常位だけど、相手の腰に手をあてるだけで、深さが調整できる
痛いからストップ、動かないでそのまま、意思表示に使える体位
浅く、じんわり繋がれる
お尻のお肉がストッパーになり、挿入が浅くなる
相手は動かず、自分がゆっくり着地するイメージで
通常は、多くのカップルが正常位。何から最初に試せばいいのでしょうか?
いつもと違う体位を試すのは、どのカップルにもハードルが高いです。まずは、正常位で相手の腰に手を添えるだけのストッパー正常位、たすきがけ、添い寝バック、うつ伏せバック、騎乗位の順番だと試しやすいです。
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OliviA ラブライフアドバイザー
2007年より性に関する総合アドバイザーとして本格的に活動開始。著書「セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ」ほか。多方面で「女性のセクシュアルウェルネス」「コミュニケーションを重視した性生活」の提案を行う。