お悩み事例 ありのままの自分を受け入れられるように

相談者:会社員Cさん(40歳)

相談内容

これまで恋愛に関心がなく彼(41)が初めての交際相手。初体験は半日かかり、最後は彼が強引に挿入しました。その後数回セックスしましたがうまくいかず、イライラした彼が無理に挿入し翌日性器がヒリヒリ痛む、ということを繰り返しています。痛みの辛さ以上に、セックスを楽しめないCさんをつまらなく感じた彼がいつか離れてしまうのではないかという不安があり、スムーズに挿入できる体になりたいと来談しました。
Cさんはセックスへの苦手意識が強くあります。裸になるのも恥ずかしく、性器に手が触れるだけで痛みを感じます。腟は潤っていると彼に言われますが恐怖は強く、こころと身体が一致しない気がしています。性器の痛みが続くので婦人科を受診したところ、医師に「性器の形状は正常。怖がって入浴の時に性器をきちんと洗わなかったために炎症を起こしている」と言われました。

提案した改善策

①自分の体を触る練習
就寝時に腕や胸などを軽くタッチし、手指が体に触れる感触に慣れましょう。

②マスターベーション練習
Cさんは性器を見ることや自分で触ることへの抵抗がありますが、自分の体の構造がわかったらかえって怖くなくなるものです。まず鏡で見てみること、そして下着の上から表面を軽く撫でることを試してみましょう。

③自己肯定感を上げる
40歳まで処女であったことへの劣等感が強いということですが、それは自分の体を大切にしてきた証であり引け目に感じることではありません。これから経験を積めば豊かな性生活を送ることができます。また、彼に遠慮して痛みをがまんするのではなく、きちんと伝え協力をお願いして一緒に工夫していきましょう。

その後の経過

下着の上から性器に触れる→下着を取って性器表面に手のひらを置くというステップまではクリアできましたが、指で性器をなぞる段階で恐怖が出てきて先に進みませんでした。彼からは「セックスできないのは困る」と言われて、結局別れることに。しかし、恋愛やセックスを経験したことで劣等感は払しょくされました。また、1年にわたるカウンセリングで過去を振り返る作業を通し、ありのままの自分を受け入れられるようになりました。