性感染症

性感染症
この記事のポイント
  • セックスをしている人なら誰もが性感染症に感染する可能性がある。
  • 性感染症によって治療方法は異なるが、一般的には内服薬、外用薬、イボの切除などがある。
  • 性感染症予防には①パートナーが変わるごとに性感染症の検査 ②違和感を覚えたら早めに受診 ③コンドームの装着が有効。

性感染症は、セックスすれば誰でも感染する可能性がある

セックスをしている人であれば、誰でもかかる可能性があるのが性感染症。罹患したからといって、「恥ずかしくって、誰にも言えない」「いけないことをしてしまった。取返しがつかない」と悲嘆にくれたりする必要はありません。

性感染症は、セックスで感染する病気。
キス、つまり口と口の接触での感染リスクは極めて低いとされています(注・全く感染しないわけではない)。ただし、オーラルセックスのように口と性器の接触の場合は、感染する可能性が大きいことで知られています。

大事なのは、治療と人にうつさないこと

「性感染症かも」と思ったら、大切なことは2つ。
まずは早めに医療機関を受診し、すみやかに治療をすること。
そして、人にうつさないように注意をすること。
この2つを忘れないでくださいね。

セックスの時に痛む性感染症

性感染症の怖いところは、女性の場合は無症状の人が多いということ。
「自分は性感染症に感染している」という自覚症状がない人が、ほとんどなのです。

ここでは、人によってはセックスで痛むことや不快を生じることもある性感染症をあげてみたいと思います。

陰部ヘルペス

性器回りにできる水疱が陰部ヘルペス。セックスや日常生活で、水疱に触れたり、あたったりすると痛みがでます。水疱がつぶれて潰瘍化するとさらに痛むことも。オーラルセックスでも感染します。

クラミジア感染症、淋菌感染症

ほとんどが無症状と言われていますが、放置すると、卵管や卵巣の炎症、不妊症や子宮外妊娠、流産の原因になることも。
症状:下腹部の痛み、性交時の痛み、不正出血(生理以外で出血)

尖圭コンジローマ

性器まわりにできるニワトリのトサカのような形状のイボ。痛みがないことが多いのですが、まれにセックスの時に当たってしまうことで痛みを生じることがあります。

トリコモナス腟炎

泡沫状帯下という泡状のおりものが発生し、かゆみが生じます。かゆみが、セックスの際に痛みに変わることも。

治療全般

性感染症によって治療方法は異なりますが、一般的には内服薬、外用薬、イボの切除などがあります。自覚症状がない人が多いので、性感染症の検査をしていない相手とコンドームをしないで性交した場合や、潜伏期間が長い感染症もあるので、セックス後に時間が経過していたとしても注意が必要です。
おりものの変化や、陰部にかゆみや痛み、いぼ、水疱、喉や口に痛みなど不快な症状がある場合は早めの受診を心掛けてください。

性感染症予防には

  • パートナーが変わるごとに性感染症の検査
  • 違和感を覚えたら、早めに受診
  • コンドームの装着

が有効です。
また、症状に気づいたら医師を受診し、きちんと治療をうけること、人にうつさないようにすることを覚えておいてくださいね。

性感染症予防にはコンドーム

「コンドームは嫌い」と言って、装着なしでセックスをしたがるパートナーもいるでしょう。でもなにより大切なのは、あなたの身体です。いつなんどきも、それを忘れないでくださいね。
「コンドームはつけない」とパートナーが言う場合は、セックスに応じないことも大事な予防策です。

性感染症で傷ついたこころにも回復の時間を

性感染症になると、「また感染したらどうしよう」と心配になり、セックスが怖くなることがあります。痛みを感じたり、不安になったりしたのだから、それは自然なこと。あなたのこころが癒えるときまで、無理にセックスを再開する必要はありません。性感染症にかかったことで傷ついたこころにも、時間をあげましょう。

性感染症の予防方法は、インターネットで検索するとさらに詳しく書かれたサイトが出てきます。基礎知識をしっかりと学び、うつらない、うつさないを徹底してくださいね。

性感染症にかからないこととうつさないことが大事です。そのためにはコンドームの使用のほか、お互いに検査に定期的に行って関係性の中に病気を持ち込まないことも重要です。一緒に検査に行く「検査デート」もオススメ。