編集部メモ
世界性の健康学会。正式名称はWorld Association for Sexual Healthで、その頭文字を取ってWAS(ワス)。「人間の性」に関して科学的に研究している研究者や団体が集まって結成されたもので、「人間の性」の分野の学術組織としては世界最大になります。1978年に結成されて以来40年以上の歴史があります。
ふりーちゃんからの感想
柳田さん、この記念日についてと活動の沿革をお聞かせ頂きありがとうございました。
当事者もサポートする側も、両者に性の健康という考え方が広がると、ケアも進化する可能性があるということですね。
9月4日「世界性の健康デー」を、性にまつわる健康の意識を認識する日として、ふあんふりーも毎年この記念日を推進していきたいと思います。
セックスで痛い体験をすると、自己肯定感を喪失したり、心まで傷ついてしまい前向きに治療し改善に向けて努力することが困難になることがあります。では、その状態を「健康を害している」と考えてみたらどうでしょうか。ほかの病気と同じように、ケアすることが大切と思えるのではないかと、ふあんふりーは考えています。
ふあんふりーがこのように性交時の痛みを健康問題と捉えるようになったのは「性の健康」という考え方に出会えたからでした。
実はその「性の健康」という考え方を推進する記念日があります。
それが「世界性の健康デー」。毎年9月4日です。
2010年から始まった世界性の健康デー。東京での記念イベントの開催に長年関わってきた、ふあんふりーでもお馴染みのLink-R・柳田正芳さんに「世界性の健康デー」について説明して頂きます。